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Googleって凄い、やっぱりSEO対策が必要か?

GoogleグループのホールデイングカンパニーであるAlphanetの2019年12月期の連結売上は1,619憶ドル(約16兆円、前年比118%)、2度目の欧州制裁金17億ドルを払っても営業利益は342億ドル(約3兆円強、前年比124%)。数字が大き過ぎ、その収入のほとんどは広告収入なんですから、更に驚きます。従来広告主の主体であったメーカーの場合、広告費は売上の1-2%が相場ですから、広告主の変化があるようです。

インターネットが普及し始めて25年くらい。最初の頃はYahooを使って検索を始め、便利な世の中になったと感心していたら、いつのまにかGoogleが凌駕してしまい、現在ではGoogle+Yahoo(数年前からGoogle検索エンジンを使用)でインターネット検索の95%を占めています。 Googleの収入の6割はこの検索での広告収入。他にYouTube広告も急増中。

今やホームページを持っていない事業者はほとんどないでしょう。 日本の事業者数は約350万者、大企業の1万者を除いても中小企業の数は350万者と言っていいでしょう。この中でホームページを上手に活用している事業者、自社のインターネット利用に満足している事業者はどれくらいでしょうか?  Googleのポリシーを勉強してみると、意外に中小企業、特に社員1名から30人までの小規模事業者(小売店、飲食店、サービス業店、製造業、建設業)などに優しいというか配慮してくれているような気がします。 大企業からの新聞・雑誌・テレビ広告で支えられている従来メディアとはまったく方向性が違うので、Googleの広告収入は大企業狙いではなく、中小企業から広く拾い集めているのだということがわかります。 しかし、インターネットの検索で上位表示されるのは難しそう、上位表示されてもクリックされるのか、クリックされてもお客さんになるのか、わからないことばかりです。

 

ポイントは4つです。①Googleにちゃんと認識されること、②貴方のお客さんの求める情報であること、③ホームページの内容の品質や信頼性が高いこと、④検索されやすいこと。

①Googleにちゃんと認識されること:きちんと登録(インデックス)し、Googleの検索エンジン(クローラー)に読んでもらっていることが必要で、ホームページ全体の構成から読み取りやすい情報に気をつける必要があります。 これが一般の人にとって難しいところですが、ある程度は自分でできます。

②貴方のお客さんの求める情報であること:これは難しいです。どんな意図を持って、どんな言葉を使って検索するのか、その言葉を選んでホームページのタイトルや見出しを作り込む必要があります。また、優良な外部サイトから自社サイトへリンクを貼ってもらう(被リンク)が重要ですが、むやみやたらに被リンクを貼られるとまずいです。Googleはユーザーのニーズと、情報発信者である企業側の「出会いをつなぐ」、「双方にとって有益」を目指しているそうです。 現在ホームページを持っていれば、現状分析から始めて、対策をプロに頼む方が時間と費用の節約になると思います。

③ホームページの内容の品質や信頼性が高いこと:がんばってホームページに有益な情報を書き加えていくのが基本です。 ブログとして、毎日コツコツ書いて、写真や動画を駆使していく方が良いでしょう。 専門化や特徴(他社との差別化)ができていくと検索順位がじわじわ上がる筈なのですが、この記事の書き方にもコツがあるようです。

④検索されやすいこと:検索されやすさは、ページの表示速度とスマホ対応です。ページの表示速度が1秒遅かったり速かったりするとまったく違いがあり、重いコンテンツを避けることとや、高速のサーバーに乗り換えることが必要です。安価(無料)なホームページを作成してしまうと誰にも見つけてもらえないサイトになってしまいます。 また、スマホ対応は必須で、パソコン用に作成された文字の小さなサイトはまったく見てもらえなくなっています。

 

結局、パソコン・ITにちょっと詳しい人は自力でできることでしょうが、一般人にとってはできる範囲は限られます。 地域性(競合が多い、店舗の場所)や業種(消費者向け)によって検索順位が上がることが集客に繋がるのであれば、外部のプロに委託する方が理に適っているようです。 金額的には年間数十万円、月額数万円でしょう。どんな方法があるかもう少し調べてみます。